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[フィリピン] フレキシブルオフィススペース増加中

PropertyAccess Team |

[フィリピン] フレキシブルオフィススペース増加中


東南アジアにおけるフレキシブルオフィススペースの成長は留まるところを知らず、JLLはこのセグメントは2030年までに法人のポートフォリオの30%を占めるだろうと予想しています。


「テクノロジー企業が東南アジアのオフィス風景を変える」と題したレポートで、フレキシブルオフィススペースは、過去3年間で年平均成長率40%を記録したとしています。現在、東南アジア地域のオフィス在庫の2%を占めるフレキシブルオフィススペースは、2015年は0.5~1%程度でした。


30%もの法人ポートフォリオが2030年までにはフレキシブルスペースになりうるのです。最初はフリーランサーやスタートアップ企業のためのプラットフォームでしたが、今ではフレキシブルスペースプロバイダーは法人ユーザーに対応するための調整をしています。法人ユーザーたちは、パイロットスキームを通じてコワーキングを試しているところです。」JLLは説明しています。


JLLは、フレキシブルスペースに対する法人需要を高める要因としていくつか挙げています。1)従業員数の変動に合わせることができる柔軟性、2)プラグ&プレイ(パソコンに周辺機器や拡張カードを接続すると、OSが自動的に必要な設定を行う仕組み)のワンストップサービスの利便性、3)協力関係と革新の促進、4)コミュニティ感、5)費用対効果


現在、フレキシブルオフィススペースの最大の在庫を抱えるのはシンガポールで、それに続くのがマニラとジャカルタです。


JLLはフレキシブルオフィススペースの浸透率について、シンガポールでは4.2%、マニラは3%程度と見積もっています。


シンガポールでは、JLLによると、フレキシブルスペースは、従来のオフィススペースよりも費用対効果が高いようです。フレキシブルスペースに職場を設置すると、従来のようにオフィスを賃貸して職場を設置するよりも最大50%安くなると見積もられています。


「しかし、コワーキングスペースは、従来のオフィススペースよりもより人口密度が高いことが多いようです。一人当たりのオフィス面積を調整して、同条件の比較にすると、費用の差はずいぶんと小さくなるか、総合的には差はなくなります。シンガポールでは、人口密度を考慮に入れると、従来の賃貸オフィスのコストは、実はフレキシブルスペースの賃貸よりもたった5%ほど高くなるなるだけです。」とJLLはそのレポートで述べています。



フィリピンでは、コワーキングスペースの人気は近年高まってきています。多くのフィリピン人にフレキシブルワークの考え方が受け入れられているからです。


レンタルルオフィス、コワーキングスペース、貸し会議室等を提供するリージャス・フィリピンが、フレキシブルスペースの主要なプレイヤーで、マカティ市のGTインターナショナル・タワーの41階に25番目となるビジネスセンターを昨年7月にオープンさせたばかりです。


アヤラランドも昨年、自社ブランド「クロックイン」でフレキシブルワーキングスペース分野に参入しました。


ASPACEもフィリピン系のコワーキングブランドで、共同ワーキングスペースをマカティ市、ボニファシオ・グローバル・シティ、セブで展開しています。

(出所:Business World Online

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