[フィリピン] 高級不動産デベロッパー、フィリピン市場に強気

2023/07/13


アヤラランドグループで、高級不動産開発を行うアルヴェオ・ランド社(Alveo Land Corp.)は、フィリピン市場に対して強気であると、同社のマイク・ジュゴ社長が語りました。



2023年7月12日、マカティ市で行われた記者会見で、ジュゴ氏は、同社の今年の成長が、不動産業界の業績と経済の拡大にかかっていると述べました。また、金利が安定してきて、経済がさらに開かれることで、楽観視の姿勢をさらに強めているとも語っています。



今年20年目となるアルヴェオ・ランドは、ボニファシオ・グローバル・シティ(BGC)で20番目のプロジェクトを立ち上げました。



BGCに位置するプロジェクト「パーク・イースト・プレイス」の起工式は今年の第3四半期に行われ、ユニットの引き渡しは2030年に予定されています。



パーク・イースト・プレイスは、タワー型の高層コンドミニアムプロジェクトで、同社はこの1棟の建設に90億ペソ(約229億円)を投じる計画です。完成すれば、アルヴェオ社の売上に200億ペソ(約508億円)相当の貢献をすることが見込まれています。



サンチェス氏はさらに、市場の楽観論はパーク・イースト・プレイスの販売開始にも反映されていると指摘します。販売を開始して、523戸のうち149戸(28%)はすでに予約済みということです。



「パーク・イーストプレイスのプロジェクト立ち上げの成功は、BGCにおけるアルヴェオの存在感を再確認するものです。非常に好評であったことは、パーク・イースト・プレイスのユニークなプロジェクト・コンセプト、戦略的な立地、そしてアルヴェオ・ブランドへの信頼を明確に裏付けるものです。」と述べています。



パーク・イースト・プレイスは、全59フロアのうち53フロアが居住用で、1フロアあたりのユニット数は最大10戸です。ユニットタイプは、61平方メートルから131平方メートルの1ベッドルームから3ベッドルームとなっています。



プロジェクトの平均価格は1平方メートルあたり43万ペソで、販売価格は1戸あたり2,600万ペソから5,600万ペソとなっています。



ジュゴ氏によると、同社のコンドミニアム・プロジェクトの現在の平米当たり単価は、2015年にBGCで立ち上げた前回のプロジェクトの1平方メートルあたり約20万ペソから倍増しているということです。



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マニラの六本木とも呼ばれる、BGCエリア。
その中でもグランドハイアットの真横、三越マニラの直上に建つというなんともアイコニックな物件「The Seasons Residences」は、

・野村不動産
・三越伊勢丹HD
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の3社による超大型プロジェクトです。

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(出所:Philippines News Agency

(画像:UnsplashのHannah Sibayanが撮影した写真)